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政との邂逅〜王弟反乱(1〜4巻)時代は、紀元前。
春秋戦国時代500年の争乱が続く、中華西方の国・秦の片田舎に「信(しん)」と「漂(ひょう)」と言う名の2人の戦争孤児がいた。
2人は、下僕の身分ながら、「武功により天下の大将軍になる」という夢を持ち、日々、剣の修行に明け暮れていた。
その最中、大臣である昌文君に漂は、見出され仕官する事となる。
その後、残された信の元へ深手を負った漂が戻って来る。
死に際の漂に託された紙の地点に向かうと、其処には漂に瓜二つの少年がいた。
その少年こそ秦国・第31代目の王である政(せい)であった。
漂が命を落とす原因となった政に怒りをぶつける信だったが、自らに託された漂の思いと自らの夢のために、「王弟の反乱」そして乱世の天下に身を投じるのだった。
初陣(5〜7巻)反乱鎮圧の功績により平民の身分を得た信は三ヶ月後、兵卒として対魏攻防戦で初陣を迎える。
劣勢の秦軍の中で信らの伍は奮闘し、千人将・縛虎申と共に魏軍副将・宮元を斃し戦場の要地を奪る。
そこに突如現れた秦の怪鳥・王騎。
信は図らずも天下の大将軍と会話する機会を得る。
戦は秦・魏両軍の総大将同士の一騎打ちで決着し、勝利した秦軍は帰国の途についた。
暗殺者襲来(8〜10巻)秦王・政を弑すべく、王宮に暗殺者の集団が放たれた。
百将に昇進した信はこれを迎え撃つが、暗殺団の中に戦場を共にした羌?の姿を見つける。
彼、否彼女こそは伝説の刺客「蚩尤」に名を連ねる者だった。
舞を思わせる剣技に圧倒されるが、他の暗殺団の到着に図らずも共闘することになる。
辛くも暗殺団は退けたが、生き残りの口から出た首謀者の名は現丞相・呂不韋であった。
今は手が出ぬ巨大な敵に、政・信らは忍耐を余儀なくされる。
秦趙攻防戦〜王騎の死(11〜16巻)秦国が韓を攻める隙をつき、積年の恨みを抱く趙軍が侵攻してきた。
急報に防衛軍を編成する秦、率いるは最後の六将王騎。
信の率いる百人隊は緒戦で王騎の特命を受け、趙将馮忌を討つ。
飛信隊の名をもらった信は、将軍への道を垣間見た。
蒙武軍の覚醒もあって軍師・趙荘の采配を悉く上回る王騎であったが、総大将・三大天の?煖との決着をつけるべく、罠を承知で本陣を進める。
実は?煖は王騎の妻になるはずだった六将・摎を討った男であり、王騎とは因縁深き間柄だった。
本軍同士が激突し、総大将同士が一騎打ちを戦う最高潮の中、突如秦軍の背後に未知の新手が姿を見せる。
率いるのはもう一人の三大天・李牧であった。
一転して死地に追い込まれた秦軍、一瞬の隙を突かれて王騎も致命傷を負う。
信は王騎を背負い、激戦の末脱出に成功する。
王騎は信に自らの鉾を託し、蒙武他将兵に多くのものを残して逝った。
秦趙同盟〜対魏攻略戦(17巻〜)王騎亡き後、諸国が国境を侵し始める中、飛信隊は三百人隊に増強され各地を転戦していた。
そんな中、丞相呂不韋の画策により趙国丞相が秦を訪れることが伝わる。
その丞相こそ誰あろう李牧その人であり、秦趙同盟というとてつもない土産を携えていた。
同盟成った後の宴席で信は李牧と直接話す機会を得る。
その席で信は戦場で李牧を斃すことを宣言した。
秦趙同盟の効果は早くも現れ、要衝の地・山陽の奪取を目的とした、対魏攻略戦が開始される。
総指揮官は白老・蒙?。
遠征軍に加わった飛信隊は同じく三百人隊の玉鳳隊(隊長・王賁)、楽華隊(隊長・蒙恬)と競い合いながら功を挙げていく。
進撃する秦軍の前に立ちはだかった魏軍は、想像だにしなかった大物・元趙軍三大天の廉頗が率いていた。
廉頗の登場で全中華が注目する中、秦・魏両軍は決戦の火ぶたを切る。
かつての六将に伍すると評される王翦・桓騎の両名を副将に擁する秦軍と、輪虎以下最強の四天王が率いる魏軍の間で、千人隊に昇格した飛信隊も激戦を戦い抜く。
・・・・、続きはコミックで─Wikipedia参照─ 人気ランキング 新着作品 映画化・アニメ化した作品 レビューの多い作品 ロングセラー作品 カテゴリ:【アクション】 【冒険】 出版社:【集英社】 タイトル:【「か行」から探す】 連載雑誌:【週刊少年ヤングジャンプ】
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